近年、ぬいぐるみを観光名所やテーマパークなどに連れていき撮影する人を良く見かけるようになりました。
いわゆる「ぬい撮り」が世間的に注目されるようになり、
今では老若男女問わず幅いろい世代間で見受けられる機会が増えています。

私はドールオーナーになる以前から世間でいうところの「ぬい撮り」に興じており、
自宅で撮影するよりも旅行先で撮影が好きなタイプでした。

そのため、ドールもぬいぐるみ同様に旅行先に連れ出して「撮影をしよう!」と思い立つのも早かったです。

しかし、ドールはまだまだ一般向けな嗜好物ではありません。
ドールイベントやドールショップ・ドールフレンドリーなカフェなど以外で
撮影している人を見たことも数える程度しかありません。

「ドールとの野外撮影は楽しいから、他の人にもやってほしい」

このように思うこともあり、かつて「ドールの野外撮影の指南書」という記事を書いたこともありました。
私自身はぬい撮り経験も含めると人形を野外で撮影する経験も多く、
これまでの経験の中で一度もトラブルに見舞われたことがなかったので、
それなりに自信のある記事を書けたという自負を持っていました。

けれども、ふと思ったのです。

「この記事は、野外撮影に否定的な人にとってはどのように映るのだろうか」と。

私は、ぬいぐるみの撮影に嫌悪感を抱く人が一定数いることは承知していました。
ドールも同様で破損の可能性もある行為を行うオーナーとは相いれないという思考を持つオーナーさんが一定数存在することを知っていました。

嫌うことは悪いことではありません。
好みなんて千差万別。違って当然のもの。

私もツイステッドワンダーランドは好きですが、
ツイステの二次創作は基本的に苦手です。
自分から見ようとは思わないし、
できることなら”あなたへのオススメ”などで勝手に出てくるものを目に入れたくもない。

でも、公式アカウントをフォローしてる限りはどれだけミュートにしても出てくる。
なるべく自衛するけれど、割と定期的に地雷踏んでは1人で憤慨していたりします。

このような好き嫌いの話題について言及すると、
某ディズニー好き芸能人さんの言葉を引用し
「勝手に嫌いになってるのはそっちの落ち度だ」と言って批判する人もいますが、
それは別に批判ではなくて、本当にただの感情なんです。

本来、他者の感情(心)は尊重されるべきであり、誰にも否定することはできないもの。
基本的人権で保障される思想の自由ともいえます。

私も、”嫌う”側の気持ちが分かるからこそ尊重したいし、
賛否ある行為を推奨する記事を「したり顔で上げるのはどうなんだ」と疑問に感じてしまいました。

よって、野外撮影に関してオススメする記事を載せるのではなく、
野外撮影への価値観とそれに対する自身の行動指標を綴ることにしました。

個人的には、「ぬいやドールの野外撮影が嫌いだ」という人にこそ、本記事を読んで欲しいなと思います。

やってる側としても嫌いな人がいると理解しながらも実行することを選んでいるので、
何も考え無しに行動しているわけではないと知って欲しいのです。

もちろん賛同してほしいわけではないので、
「やっぱり嫌だ」という方はその気持ちを大切にしてくださいね。

私は好き嫌いは個人の自由であり、相手の好みを尊重すると同時に、
自分の好みを主張することもまた権利でもあると思っていることを、ここに記しておきます。

それでは、興味がある方はお読みいただければ幸いです。

本記事は一個人の価値観に則って執筆されています。
表現の都合上、主語が大きくなっている場合もございますが、
あくまでも執筆者の考えであることを前提にお読みください。

なぜ野外撮影を行うのか

先述している通り、ぬいやドールの野外撮影は賛否あることを私は認識しています。
嫌いなものを目に入れる苦痛を理解できるので、
否定派の方へ配慮を行うなら「野外撮影を行わない」が最適解であるのは間違いありません。

それでも私がぬいやドールの野外撮影を行うのには以下2点の理由があるからです。

  • 自分の写真を撮るのが大嫌いだったから
  • 形に残る自分らしい思い出が欲しかったから

1つずつ丁寧に、細かな理由を述べさせていただきます。

自分の写真を撮るのが大嫌いだったから

私は自分の容姿にコンプレックスを持っています。
容姿へのコンプレックスは多感な中学生のころに抱えて以降かなり根深く残っており、
知り合いによる肌質改善やメイク技術の向上により多少マシになった現在でも
自分の顔が好きかと問われれば「どちらかというと嫌い」と答えるでしょう。

人にカメラを向けられるのが本当に苦痛でした。

特に、友人と写真を撮ろうもんなら
「私の友人は皆とても可愛く美しく写るのに、なぜ私はこんなにブスなんだ?」と
思うだけなので尚更撮りたくありません。

そんな中、スマートフォンの普及や日々アップデートされる技術により、
SNSで写真や動画が溢れる世の中に変化していきました。

キラキラした奇麗で可愛い写真が大量に世に出回るようになってからは羨ましい気持ちでいっぱいでしたね。
私には絶対に撮れない写真だって。

でも、そんな中で見かけたのが、ディズニーで撮られたぬいぐるみの写真。
被写体のぬいぐるみは、その人がただ好きで長年連れているってだけで、
全くディズニーに関係のないぬいぐるみでした。
過激派ディズニーファンに見られたら
「ディズニーに関係ないものを連れて来るな」とか言われちゃうやつです。

でも、ジャンル違いだったからこそ
「めちゃくちゃディズニーを満喫してます!!」と伝わる素敵な写真でした。

私には、その写真が特別に見えました。
自分が出てこなくても、
こんなに自分だけの特別な写真が撮れるんだなと感じました。

ドールをお迎えしたいと思った時も、
ドールの「世界にたった1体」という特別感に魅力を感じていたので、
私は自分だけの特別なモノが好きなようです。

つまり結局は自分大好きってことでもある。あー、矛盾矛盾。面倒くさい女だぜ!

これをきっかけにモデルは「ぬいぐるみに任せよう」と思いました。

そんな打算が高じた結果、
ぬいぐるみだけでなくドールへも普及して、
私の写真フォルダは今やぬいやドールまみれです。

でも、おかしなことにぬいやドールが楽しそうにしてるから、
仲間に入れてもらう感覚で最近は何故か自分の写真も撮れるようになりました。

今やディズニー行くときなんて自分も嬉々として着飾って
カメラキャストさんに撮ってもらうレベルになってます。

たぶんぬいやドールは同じ人間じゃないから
コンプレックスを刺激されずに安心して撮れるんだと思います。

形に残る自分らしい思い出が欲しかったから

私にとって写真は思い出です。
撮影するのは基本的に思い出を残すためであって、
誰か人に見せるためではないです。

「ブログやってる人間がどの口で……」と思うかもしれませんが、
私のブログは完全自己満足の記録のため。

あわよくば趣味の共有で「他の人も楽しんでもらえればいいな」程度で運営してます。

私は”遺す”行為を凄く大切にしていて、
それが自分だけのものだとより幸福を感じられます。

だから、他と違うものを遺したい。

陰の者のくせにフットワークだけは妙に軽いんで、
これまでにも1人でいろんな所に行きました。

でも、ぬいやドールを連れる前の写真は全て風景画ばかりで味気なかったです。

そもそも風景写真って最悪検索すれば見つかるんですよね。

特に出かけた先が観光名所であれば、
風景写真なんて自分が撮った写真なんかよりも良い写真がゴロゴロ存在してる。
「クソみたいな宣材写真でも撮ってんのか?」って気分になる。何の面白みもない。

そんな面白くない風景画に、たった1つぬいぐるみが添えられるだけ特別感が生まれる。
ドールまでも加われば決して他の人に真似できない1枚になる。

この写真を撮れるのは私だけ。
だからこそ、思い出が更に彩られる気分になるんです。

この魅力に気づいてしまったら、もう抜け出せなくなってしまいました。

否定的意見についてどう思っているか

私はこれまでの野外撮影経験の中でトラブルにあったことがないため、
直接的に否定的な意見をぶつけられたことはありません。

そのため、あくまでもネット上で調べた意見になるのですが、
だいたい以下の3点にまとめられるかなと思います。

  • いい大人なのに人形遊びしていて気持ち悪い
  • いつでもどこでも連れていてTPOをわきまえないから非常識だ
  • 飲食店に野外で置いたぬいぐるみなどを持ち込むのは不衛生だ

3つ目は、もはや2つ目の派生なのですが意見として多かったので別にしました。

これらの意見は「ぬい撮り 気持ち悪い」や「ドール 野外撮影 迷惑」などで検索すると普通に見かけられます。
中にはかなり過激に批判してる人の意見も出てくるので、
あまり検索は推奨したくないのですが、気になる方はご自身の判断でお願いします。

否定意見を理解”は”している

3点とも概ね同意してますね。
一般人から見たら「頭おかしい」と思うでしょうし、
オタク文化へ理解ある人でも忌避感抱く人が出てくることは納得してます。

最近は「ぬい撮り」のようにメディアで取り上げられる機会も増えたので、
市民権を獲得したように錯覚するんですが、
オタクイベントやディズニーみたいな特定の場所ででしか、
ぬい撮りをしている人を見かけません。

ドール撮影に至ってはドールのイベント会場以外で見かけたことありません。

つまり、ぬいやドールの野外撮影はマイノリティなんですよ。

私は自身の行為が、マイノリティであるという事実を受け入れてます。

でも、理解しているからといって自分もマジョリティ側に立とうという気持ちはないです。
嫌われてしかるべき行動を自らやってる以上、他者から厳しい声をいただくことも覚悟の上。

むしろ、否定されて噛みついちゃうのなら図星つかれてるってことなので、
自分の中でも後ろめたさを覚えていることの証明になっちゃうかな……と。

私は知らない第三者から否定されたところで
「うんうん、キモいよね~」という気持ちしか湧きません。

顔も名前も知っている相手に批判されたらなるべく歩み寄ろうとは思いますが、
相いれない場合は関係性を自らフェードアウトすることも、
相手に縁を切られる可能性も十分に考慮しています。

価値観の問題なので仕方ありません。

嫌うことは権利なので自由ですが、
自分の嫌いを相手に押し付けることはダメなので(もちろん反対もしかり)、
私は楽しんでいる人に水差すような真似はしません。

ただ、マイノリティを認めています。
だからこそ、なるべく配慮ができるように自己ルールはかなり細かく設定しています。

嫌いなものを視界に入れたくないという意見は我儘だと一蹴できますが、
頭で理解しても心が追い付かず憤ってしまう気持ちは大いにわかりますからね。

SNSは何度もミュート・ブロックしてもオススメに出てくることも多いですから1

このルール設定を設けることが私ができる否定派への最大限の譲歩であり、
それでも受け入れられないなら「ブロックしてくれ」としか言いようありません。

また、「日常生活の中ではブロックできない!」という意見についても、
全員に配慮することはどう頑張って無理な以上は、どうすることもできないです。
ここで「不快な人がいるのだから、やめるのが筋だ!」というならば、
「私は書店やコンビニに置かれているグラビア雑誌に不快感を覚えてるけど、撤去してくれないでしょ?」と反論します。

誰だって不満を抱えながらも、一定量は我慢しているもの。
それが嫌ならやはり相手に対して直接注意してしかるべきです。

しかし、多くの人は直接注意することができないから、
鬱屈した思いを匿名性の高い場で書き込み、憂さを晴らす。

別に悪いことではないです。ある意味、もの凄く健全です。
嫌いなものを嫌いと言えないことの方が、多様性を声高に叫ぶ昨今には適してません。

だから、私は匿名性の高いSNSで文句を言われても、
「ま、私も嫌いなものに対してバチクソ罵るしな! お互い様!」という気持ちです。

野外撮影を行う上での自己ルール

では、具体的に私が課しているルールを紹介していきたいなと思います。

このルールは特に何かを参考にしたわけでなく、
私自身の常識と経験をもとに1つの指針として設定されています。

状況に応じて厳しくなったりゆるくなったりと色々ですが、
常に他人への配慮を念頭にしているつもりです。

あくまでも私の常識をベースにしているため、
人によっては「そんなルールでやってたの??」と驚き、
軽蔑する可能性も秘めているかなと思います。

今のところトラブル経験が一切ないので改善するつもりはないため、
不快に思われた方はあらかじめその時点で価値観が異なると認識してもらえればなと思います。

このルールは正解でも不正解でもありません。
ただ、私個人の価値観をもとにしたルールであり、
「そんなルールを作ってるんだな」と思って読んでもらえれば幸いです。

揺らぐことのない絶対的ルール

状況次第で対応してますが、これだけは「絶対に守る」ということがあります。

  • 他者に指摘された場合、いかなる内容でも速やかに従う

自分の行動が一般的でないのは分かっているので、
例えそれが理不尽な要求であったとしても必ず従うことにしています。
もっとも、今のところは正当な指摘しか経験ありませんが。

結局トラブルというのは必ず対人間で起こるもの。
世の中には曖昧なものがたくさんあって、
法律という権利を守るための手段が存在していますが、
法律だって人々の対応次第で変わるのです。

二次創作はその最たる例でしょう2

トラブルを少しでも回避したいのであれば、マイノリティ側が折れるべきです。
今回の場合はぬいやドールの野外撮影をやりたい人の方が少ない(はず)ので、私が折れるのが最適解。
この認識だけは絶対に守ってます。

いうなれば、多数決の原則ってやつですね。
昨今は少数意見も尊重されるべきと訴える人もいますけど、
尊重しすぎると民主主義が崩壊します。

だいたい守っているルール

体感90%の確率で守っているルールは以下のものです。

  • 施設に設定されているガイドラインを確認する
  • 写り込みへの配慮を行う(肖像権侵害を回避)
  • 公共の場所で撮影に夢中になりすぎない

時と場合によって、どうしても厳守できない時もありますが3
意識下では100%守るつもりで行動しています。

施設に設定されているガイドラインを確認する

訪問する先が明確な場合、
事前に公式サイトやブログを用いて各施設の案内(ガイドライン)を調べるようにしています。
この時点でぬいやドールが持ち込み不可な場合は潔く諦めています。

ただし、多くの施設は人形を持ち込まれることを想定していない場合がほとんど。
結局は自己判断で、何かあった際の責任は自分で持つことにしています。当たり前のことですね。

私もこれまでに現着してから、当該施設が「撮影禁止」「撮影可能だけどSNS投稿不可」であった経験は何度もありました。
せっかく準備してたので「残念だなぁ」と内心思いますがルールが最優先。
ぬいやドール無しで楽しむか、施設利用を取りやめるかを自分で決めるだけです。

なお、私は白黒はっきりさせるよりはグレーでいる方が良いと思っているため、
わざわざ対象施設に問い合わせることはしません。

また、各施設での撮影許可に関して補足しておくと、
私はぬいや小さいドール(30㎝以下)の場合は、撮影許可を得ていないことが多いです。

「え、許可取ってないの……?」と思われたかもしれませんが、
皆さんは旅行先で写真を撮る際に毎回必ず許可をとってますか?

遊ぶための施設、買い物するためのお土産屋さん、ご飯を食べに入ったレストラン。
その全部で撮影許可を得ていますか?

正直なところ、私は「毎回絶対許可取っています」って人は、
昨今のSNS投稿することが一般に浸透した世の中においては少数派だと思ってます。
少なくとも私の周囲では、撮影許可を得ている子は見たことがありませんね。

携帯やスマホで誰でも手軽にカメラを利用できるようになり、
スマホに至っては商品の売り文句にカメラの性能を謳い始めている時代になりました。
撮影ハードルが著しく下がったといって過言でない現代では、
誰もが気軽に写真を撮ってSNSにアップします。

だから多くの施設は、SNS投稿などによる宣伝効果を知ったうえで黙認してくれています。二次創作と同じですね。

ぬいやドールの撮影であっても、根幹は変わりません。
マイノリティな趣味だから過剰に考えてしまうこともありますが、
いうなれば少し撮影物が増えてるだけなんです。

ただ、私の場合小心者なので、なるべく店員さんが見てる時にカメラ構えますね(ハチャメチャに姑息)。
この時にたった一言「ぬいと撮っていいですか?」って聞けばいいっていうのは分かるけど、
コミュ障にとっては少しでも会話を避けたっていうか……4

レストランとかはやりやすくて、
料理を提供された瞬間にカメラを構えるから、
ダメならその場で言ってくれますね。

お土産屋さんとかも最終的に何か購入しない限りは撮らないですし、
お会計時に「お店の写真を撮っちゃったんですけど……」と後から聞くことが多いです(やっぱり姑息である)。

もちろん施設側のご厚意であることは重々承知の上なので、
絶対に一瞬で撮影を終わらせます。
周りの人が「なんか撮ってた?」と思うレベルが理想。

特に、レストランの場合、本来は食事をする場所です。
提供する側は最高の状態で食べて欲しいだろうし、
される側も美味しいものを美味しいうちに食べたい。
だから、写真を見返したらボケてたことなんて日常茶飯事。
仕方ないさ、食べる方が優先なのだよ。

ただし、大きいドールは別。
必ず1つずつ各施設で撮影許可を取るようにしています。

それは2点目の理由につながります。

写り込みへの配慮を行う(肖像権侵害を回避)

撮影に関して、施設ごとにルールを設定するのは様々な理由があるでしょう。

展覧会であれば、フラッシュなどによる作品の劣化被害を抑えるため。
テーマパークであれば、特別な体験価値を提供するにあたりネタバレを防ぐため。

でも、恐らく一番大きな理由はスタッフや大切なお客さんを守るためだと思います。

近年は気軽にSNSに個人の顔が配信されやすくなりました。
同時に、全く関係ない第三者の顔も勝手に配信されてしまう機会も増えました。

撮影者は自分の意志でネットに写真や動画を載せれますが、写り込んだ人の意志は反映されません。
だからこそ、慎重にならないといけません。
ネットリテラシーが高ければ徹底したモザイク処理を施すでしょうが、
残念ながらできていない人も多い印象です5

これが原因で不利益を被ることもあるみたいなので、
施設としては「本当は撮影許可などしたくない」というのが本音なんじゃないかなと思います。

料理を撮っているだけの人は、たいていが1枚パシャっと撮ったら終わりです。
最近ならよく見かける行為ですし、他の人も気にならない。
これにぬいぐるみや小さいドールが加わると少しだけ目立ちますが、まだ許容範囲でしょう。
画角的にもテーブルのみで完結できるからです。

しかし、大きいドールは存在感がケタ違いです。
周囲の人の目を一瞬とはいえ必ず集めます。

しかも、大きいドールは座らせている状態でも、
それなりに背丈があるので周囲の背景も写り込みやすい。
ドールを撮ろうとするカメラの角度もかなり際どい。
第三者としては「私、まさか写ってないよね?」と気が気でないかと。

また、大きなドールの撮影は、撮影準備と片付け・ポージング・撮影前のドールケアなど何もかもが時間がかかります6

これがレストランでの撮影だった場合、本来の食事という目的から明らかに脱線した行為です。
無許可でやっていればレストラン側にとっても良い気分には感じないでしょう。

だから、大きなドールは事前の許可が必須だと思います。

まぁ、もちろん、どんな写真であっても、相手の肖像権を尊重して行動することは当たり前なんですけどね。

公共の場所で撮影に夢中になりすぎない

いわゆる占領しないというルールです。
ぬいやドールの野外撮影をしていると、ついついその行為に夢中になって周囲への配慮が欠如しがち。
これは本当に意識的にしないと時間は湯水のごとく経ってしまう。

私がそこそこ長いぬい撮り経験のなかで、
どんな写真でもいい可愛いマインドを養いました。

ピントおかしいのなんてザラだし、どれも全部同じ構図だし、
基本暗いし、雑に調整してみたらだいたい白トビもさせてる。

ピンボケスナップ
私はこれが許せる女

でも、可愛いからオールオッケー。
思い出としては十分すぎる。
流石にわざわざブログでは載せる写真には選ばないけど。

私の1ショットにおける撮影時間(準備片付け含む)は以下の通り。

  • ぬいぐるみと小さめのドール → 早くて数秒、遅くて3分。平均1分。
  • 大きいドール → 早くて5分、遅くて1時間。平均30分。

撮影タイミングを複数に分けた結果で合計すると数時間とかはありますし、
「置きっぱなしにしても良い」と言っていただけた場合は出し続けていたりすることもありますが、
そうでない場合はなるべく都度片付けるようにしています。

また、どうしてもこだわった写真を撮りたいとき以外は座り込みません。
基本立って抱えて撮影してます。これは大きいドールでも同じ。

人がいない場所ならベンチとかを利用してドールたちを展開することもありますが、
そもそも地面に大切なぬいやドールを直接置いたりもしたくないので
大抵は利き手にカメラ構えてもう一つの手でぬいやドールを抱えて雑に撮るスタイルを構築してます。

両手がふさがるのでもちろんピント調整などできない。
だからスマホがかってにピント調整してて、対象物が勝手に選ばれて予想外に量産されるピンボケショット。
一周回って、「大雑把で面倒くさがりな私らしい写真でいいやん」って気分ですね。

私はこんななので撤退が異常なほど早いです。
仮にどうしてもその場所での素敵な写真が欲しいなら1度待っている人に譲ります。

テーマパークのフォトスポットとかは繰り返し何度も並んで満足いくまでやり続けることもあるし、
一旦その場を離れて30分後くらいに戻って空いてたら再撮影ってこともある。
レストランも混んでいる日は普通に食事を楽しんで、別日にリベンジすることが多い。
時間やお金がかかっても、占領だけはしないことを意識してます。

まぁ、それでも人間なんで油断しちゃうこともあるんですけどね。
フォトスポットの場合、少し離れたところで待ってたみたいで待ってる人に気付いてなかった……とかで。
そんな時は待ってた人に謝罪して、失敗を次回に生かすように反省します。

状況に応じて適宜変更されるルール

  • 撮影時間はなるべく30分以内
  • 撮影機材はできるだけ使わない
  • 雨の日は取り出さない
  • 人混みでは取り出さない

これらのルールは、状況に寄りけりなので、割と守ってなかったりすることも多いです。
すべてにおいて当てはまるわけでないので、現地での自分の判断を信じて行動してることがほとんど。
今までにトラブルは起きてないことを考慮すると、たぶん私の判断は間違っていないとは思ってます。

撮影時間はなるべく30分以内

先述した占領しないというルールを守るために設定してるもので、
別に混雑していない場所では無視しまくっています。
人数が少なかったり、自分しか人がいない状況なら別に30分で終わらせる必要性ないからね。

撮りたい場所が分かりやすくフォトスポットであるなら、
少人数でも占領になっちゃう可能性があるので配慮は必要ですが、
似たような風景を撮る場合は空いてるんだからわざわざ被せてこようとするほうが変だよねって思います。
ほら、駐車場とかでスカスカなのにわざわざ隣に置いてくる人(いわゆるトナラー)みたいな。そういう感覚。

なので、時間設定は混雑時の最長ラインとして設定してます。
正直30分でも結構長いとは思ってる。
でも大きいドールの撮影は大体これくらいかかっちゃうんでこのように設定してます。
これを超えての撮影は迷惑行為として自分でも認識するようにしています。

撮影機材はなるべく使わない

これも占領対策の一つ。

機材を使っちゃうとこだわりまで強くなりがち。
こだわりが強まると相対的に撮影時間が伸びがち。
あまりメリットがないので、私は使わないことをルールにしました。

でも、これも結局一緒。混雑してなければ施設が禁止してない限りは自由にしたらよいと思います。
どれだけ時間かかろうと、混雑してないなら問題ないはずなんですよ。

ただ、三脚とか自撮り棒を使うと目立つので、
ひと目はたくさん引いてしまうことを考慮する必要はあるかなって思いますね。

雨の日(雨上がりの日)は取り出さない

これは他者配慮というより、ぬいやドールのため。
自己満足と言えども大切なうちの子を汚したくない気持ちは強いので、
雨の日に野外で取り出すことはまずないです。

カフェとか屋内テーマパークとかなら関係ないので持ち運んでますけど。

でも、雨上がりの日とかに多いですが、虹が出てたりするんですよね。
そういう時にぬいやドールたちと撮りたくなることも割とある。

だから、私の判断で取り出してる。
落とさないように細心の注意を払うようにしてます。

人混みでは取り出さない

写り込み配慮とぬいやドールのため。
写り込みは言うまでもないでしょうが、
仮に人混みでぬいやドールを落として踏みつけられたとしても文句いう資格なんてありません。
なので、取り出さないのが1番です。

ただ、やっぱりどうしても撮りたい気持ちが溢れるなら、
撮り方を工夫すれば実は混雑場所でも撮れちゃうこともある。

混雑場で撮った写真例
人混みと言えばの日光陽明門を見上げる構図で撮った写真

例えばこう。この撮り方なら肖像権は間違いなく侵害しないです。
ぬいやドールを落として踏まれる可能性は覚悟しないとダメですけどね。
その程度のリスクを背負えないなら「やるな」というだけ。

そんなわけで、人混みでは取り出さないこともルールにしていますが、割と状況判断が多いです。

いろんな細かいルール

最後に、細かなルールですね。
これまであまり意識していなかったんですが、改めて考えてみると結構ありました。

「わざわざ書くようなルールか?」とは思ったんですが、
一応なるべくしてないっていう行動を一覧化して載せておきます。

  • ぬいやドールを地面に置かない
  • 自然物(植物や動物)・貴重品(美術展示品・遺産類)には触れさせない
  • 食器の上に置かない(私はトレーまでなら許容してます)
  • 騒がない(無言で活動)
  • 撮影以外で取り出さない
  • カバンに入らないサイズのぬいやドールを連れない
  • 既存キャラクターのぬいやドールはイメージを壊さない

他にもなるべくしないようにしてることはありますが、
いかんせん面倒くさがりなので状況次第でやったりやらなかったりもします。
コラボカフェ系なら店側もぬいやドールの持ち込みを想定しているので、
上記のルールも無視したりしてる場合も多いですね。

同行者がいる場合に限り発生するルール

親しき中にも礼儀あり。

友人だからと甘えて、ぬいやドールの撮影を好き勝手やってたら呆れられることくらい分かってます。
よって、以下もかなり厳守しているルールです。

  • 友人の許可なしにぬいやドールを取り出さない
  • 撮影許可が下りても、撮影後は直ぐに片づける
  • 許可してもらえても「やめてほしい」と言われたら即やめる
  • ぬいやドールの話題を自ら振らない(相手から振られたらこれ幸いと語る)
  • ぬいやドールの撮影を前提に行動しない

これらを徹底したお陰か、友人たちは私のぬいやドールの撮影を特に気にしていません。
本心でどう思ってるかは分からないですが、
「今日はぬい出さないの?」と聞いてくるくらいなので、
特別嫌われているとも思っていないです。

ドールに関しても荷物量で「ドール今日も連れてきてるの?」とよく聞かれるのですが、
「チャンスさえあれば狙ってるけど、嫌なら撮らないし見せない」と言ってます。
もっとも、私の友人は非ドールオーナーばかりなのに、
だいたい「今ならチャンス。撮れ」と逆に言ってくれるので本当に恵まれてますね。

あと、テーマパークとかだと友人がお手洗いなどで離籍してるうちにしれっと撮影してたりもする。
その隙間時間で撮影終えられるスピード感ってわけです。たぶん速いと思う。

まとめ

以上、2024年2月上旬時点での私のぬいやドールの野外撮影に対する価値観とルールでした。

1番の驚きポイントは「ぬいや小さいドールの場合、許可取ってないことが多い」ってところじゃないでしょうか。

実は私、ぬい撮りは完全独学なので、
大きなドールであるクドリャフカと野外撮影する時まで
「レストランなどでは本来は撮影許可が必要」ということを知りませんでした。

だって、周りも普通にレストランで写真を撮るし、
店員さんにも注意なんてされることほとんどなかったんです。

それが、約4年近く続いて、しかも全くトラブルに見舞われなかったから「悪いこと」と認識できないんですよね。

最近は1/3ドール(1/4ドール)を連れてることが多く、
慣れたゆえか容易く許可取り出来ちゃうようになったので、
ぬいや小さいドールでもちゃんと許可取ってることも増えてます。

それでも、正直考え方としては未だ4年間の経験則があるので
「店員さんが黙認してくれてるなら大丈夫」と思っちゃいます。

それを他者にまで推奨するつもりはないですけど、
私はぬいや小さいドールだと許可を取らないことも割とよくあるってことは、
交流するオーナーさんにも知っててほしい注意点だよなと思いました。

同時に、批判されるのも受け入れるほかないなって覚悟してます。
最初にも述べてますが、価値観合わないなと思ったら見限ってくださいね。

非常に長くなってしまったのですが、
今回はちゃんと自分なりに野外撮影に対しての想いを綴られてよかったなと思います。

本当に正直な気持ちで、
私の価値観でしかない記事を(しかも、不快に思わせてしまう可能性を秘めた記事を)、
ここまで読んでくださった方はありがとうございました。


  1. 私はツイステのネタバレを嫌いすぎてアップデート後に即感想流すアカウントを片っ端からミュートしている。それでもどんどんオススメで流れてくるから、「仕事とかで直ぐにストーリー追えない人の気持ち考えてる??」と1人キレた経験がある。超理不尽なキレ方だね! ↩︎
  2. 二次創作はよく「グレーである」と言わがちですが、法律で見れば「完全な黒」です。
    著作権法に違反してますが、権利者による親告罪ゆえに罪になりにくい。
    いうなれば、権利者側にお目こぼししてもらえてるだけといえます。 ↩︎
  3. 例えば、1点目ならそもそもガイドラインが分からないケース。2点目なら、どれだけ気を付けていても気づかずに写り込んでいたりするケース。3点目は無意識的な油断、など。 ↩︎
  4. クソな思考であることは自覚してるので叩いてくれて大丈夫です。 ↩︎
  5. 悪質な場合だと、自分は隠しているのに他者は隠されていなかったりします。 ↩︎
  6. 経験上、どれだけ急いでも全部合わせて30分はかかる。 ↩︎